アライド・ブレインズ、自治体サイトアクセシビリティ調査:地域別、総ページ数別集計結果速報
〜 中国・四国、九州・沖縄エリアは、A,Bレベル該当の自治体なし 〜

【プレスリリース】 報道関係者各位

2006年10月24日
アライド・ブレインズ株式会社

アライド・ブレインズ株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:内田 斉、以下アライド・ブレインズ)は、独自に開発したホームページの品質を解析するプログラム「CRONOS2(クロノス2)」を用いて全国180自治体ホームページのアクセシビリティ対応状況を調査し、本日、各サイトの対応状況を地域エリア別及びホームページの総ページ数別に比較した二次集計結果を発表しました。

各サイトの対応状況をAからEレベルの5段階で評価し、地域別に比較を行なったところ、取組が特に進んでいる地域はなく、中国・四国、九州・沖縄の2エリアでは、評価の高いA、Bレベルに該当する自治体がないなど取組の遅れが見られました。

また、サイトの総ページ数による比較では、3万ページ以上の大規模自治体サイトでAレベルの該当がなくBレベルもわずか1サイトしか該当しませんでした。特に10万ページ以上の超大規模サイトは全てDレベルという結果になりました。ページ数の多い自治体サイトでは、古いページなどを含め管理を行き届かせることが難しく、アクセシビリティの配慮も不十分になっていることが多いと考えられます。

アライド・ブレインズでは今後さらに分析を進め、11月7日に開催する「第5回A.A.O.セミナー: 2006年自治体サイト全ページアクセシビリティ実態調査報告」にて自治体サイトのアクセシビリティ対応の現状、問題点について、地方自治体など公共機関向けに詳しく解説し、セミナー参加者に簡易レポートを無償で提供します。また、本セミナーでは、「CRONOS 2」によるプログラム診断に、専門スタッフによるJIS規格診断やユーザー評価を組み合わせた総合的なアクセシビリティ診断サービスの発表も予定しております。(第5回A.A.O.セミナーの詳細ーA.A.O.

アライド・ブレインズ株式会社
調査・コンサルティングファーム。アクセシビリティを中心としたホームページの品質確保に関し、総務省推進プロジェクト支援、官公庁・自治体・企業のコンサルティングを多数担当。
2004年7月に「WebアクセシビリティJIS規格完全ガイド」を日経BP社より刊行。ウェブアクセシビリティのJIS規格(JIS X 8341-3)検討委員。総務省「公共分野におけるアクセシビリティの確保に関する研究会」運営支援。「みんなの公共サイト運用モデル」に関しては、総務省より委託を受け検討支援を担当した。
ウェブアクセシビリティ総合サイトA.A.O.を通じて関連情報や支援ツールなどを提供している。

本プレスリリースに関するお問い合わせ

アライド・ブレインズ株式会社 担当:目次(めつぎ)・大久保・田崎
Tel:03-3261-7431  Fax:03-3261-7432 e-mail:office@aao.ne.jp
〒102-0073 東京都千代田区九段北1-10-9 九段VIGASビル 2階

→ アライド・ブレインズ「2006年自治体サイト全ページアクセシビリティ実態調査」の概要