事業構造評価

ICTを活用した新規事業が市場や想定利用者に実際に受け入れられるかどうかは、そのサービスが提供する効用やニーズの強さだけで決まるものではありません。実際のサービスは複雑な構造や手続きを持っており、利用者側の意識や環境と合わない構造や技術を採用してしまうと、たとえ有用なサービスであっても市場に受け入れられないものになってしまいます。

アライド・ブレインズは、あなたが計画している、あるいはすでに開始した新規事業の事業構造を多面的に検証し、事業の魅力の創出や普及の妨げとなるボトルネック要因を特定し効果的な改善策をご提案いたします。

サービスの特長

当社が独自開発した事業性構造モデルをもとに、新製品・サービスの普及の妨げとなるボトルネック要因の有無を構造的に明らかにします。
対象となる製品・サービスの性格や基本構造に合わせて、消費者アンケート、ユーザビリティ調査、グループインタビュー、競合事業分析など様々な調査手法を柔軟に組み合わせて最適な調査分析をご提供します。

ボトルネック要因を特定後、その回避策や改善策を具体的に検討しご提言いたします。ボトルネック要因には技術的な問題など直接解決できないケースもありますが、所与の条件のもとでのベストプラクティスを検討しご提案いたします。

構造評価モデルの一例

プロジェクト構成の一例を以下に示します。対象事業に合わせて都度修正いたします。

構造評価モデルの図(一例)

→図の説明

1.バリュー:生活価値観/嗜好・・・生活の中で何を重視するか、興味・関心など。有用性、ニーズ・・・基本的名利用ニーズの有無、情報の新しさ。

2.環境:回線環境、端末環境・・・回線スピード、対応端末種類、入手費用。競合、代替手段・・・競合優位性、簡便な代替手段の有無。

3.利用条件:営業時間・・・利用者の活動時間帯との整合。利用の手間、コスト・・・価格水準、料金体系、申込手続。オープン性・・・他サービスとの連続性、端末対応。

4.クオリティ:レスポンス・・・利用者が実用的と体感できるスピード。ユーザビリティ・・・ターゲット利用者層が使える操作性。

5.認知/イメージ:広報/ブランディング・・・製品の周知・印象づけ。デザイン・・・ボトルネックを超える「魅力」の演出。