「A.A.O.ウェブサイトクオリティ実態調査 中央省庁・独法・特別民間法人編第6回」調査概要
アライド・ブレインズでは、2012年6月から7月にかけて「A.A.O.ウェブサイトクオリティ実態調査 中央省庁・独法・特別民間法人編第6回」を実施いたしました。
国内310官公庁の公式ウェブサイトについて、独自に開発したウェブサイトの品質解析プログラム「CRONOS2」を用いて全ページ解析を行い、アクセシビリティの観点からサイトの品質を評価しています。
調査結果
調査期間
2012年6月〜7月
調査対象
官公庁の公式ウェブサイト計310
- 中央省庁 170
昨年度調査対象団体及び、e-Gov「各府省・独立行政法人等のホームページ」「国会・裁判所等関連サイト」記載の団体(「地方支分部局」などを除く)
http://www.e-gov.go.jp/link/index.html
http://www.e-gov.go.jp/link/ministry/government.html - 独立行政法人 102 *うち2件解析不能
- 特別民間法人 38
調査・分析方法
アライド・ブレインズが独自に開発したウェブサイトの品質解析プログラム「CRONOS2(クロノス2)」を用いて各サイトのトップページよりリンクを巡回し、同一ドメイン内のリンクが有効な全ファイルを解析します。
今回の調査では、「CRONOS2」の各種収集データのうち、代表的な項目として以下のデータを取り上げ、分析しています。
- アクセシビリティ評価(基本レベル) Aレベル〜Eレベル
→解析結果を基に各サイトの対応状況をA、B、C、D、Eの5段階で評価- 画像代替:画像に対する代替テキストの付与状況
- 構造化:見出し、箇条書きなど文書構造に関するHTMLの記述状況
- ユーザビリティ評価(配慮レベル) A-a〜A-eレベル
→解析結果を基にAレベル評価団体の対応状況をA-a、A-b、A-c、A-d、A-eの5段階で再評価- ナビゲーション:サイト内全体に共通するナビゲーションの付与状況
- リンク/タイトル:リンクテキストとページタイトルの適切さ
- コンテンツ表現:ページ内の文字表記、表現の適切さ
本調査におけるサイト品質の考えかた
本調査においては、サイトを運営する公共機関が、まずホームページ全体の現状を正しく把握し、改善へ向け何から着手すべきかご理解いただくために、1.アクセシビリティ品質、2.ユーザビリティ品質それぞれについて、サイト全体を通じて問題の有無を把握する必要がある指標を設け、調査結果に基づき「A-aレベル」から「Eレベル」の9段階で調査対象サイトの到達レベルを評価しています(調査・分析方法は「調査概要」をご参照ください)。
- 高齢者や障害者を含む誰もが等しく適切に情報を得られること
=アクセシビリティ(基本レベル) - サイト規模にかかわらず、すべてのページが均質な使いやすさを担保していること
=ユーザビリティ(配慮レベル)
中央省庁・独法・特別民間法人編第6回の結果詳細(A.A.O.サイト)
評価方法および調査結果の詳細は、ウェブアクセシビリティ総合サイトA.A.O.をご参照ください。
本プレスリリースに関するお問い合わせ
アライド・ブレインズ株式会社 担当:目次(めつぎ)、大久保、清水
Tel:03-3261-7431 Fax:03-3261-7432 e-mail:office@a-brain.com
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