アライド・ブレインズ、都市銀行ホームページ「お客様向け情報の伝わりやすさ」調査の結果を発表
〜 複数の都市銀行ホームページで、障害者・高齢者の利用に難あり 〜
【プレスリリース】 報道関係者各位
2005年8月25日
アライド・ブレインズ株式会社
アライド・ブレインズ株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:内田 斉、以下アライド・ブレインズ)は、大手都市銀行の公式ホームページが、障害者や高齢者にも情報が伝わりやすく配慮されているか(ウェブアクセシビリティ)の調査を行い、本日その調査結果を公開いたしました。
調査の結果、複数の都市銀行のホームページに重大な問題があることがわかりました。中には、視覚障害者が音声読み上げソフトで利用した場合に合併情報やキャンペーン情報の内容が伝わらない、手が不自由でマウス操作が難しい人がメニューの中に入れない、小さい文字が読みづらい高齢者は文字を大きくして見ることができないホームページもあります。
今回の結果から、ウェブアクセシビリティがお客様サービスの一環として位置付けられていないことがうかがえました。ホームページは、来店や電話でのコミュニケーションが難しい利用者にとってきわめて重要なサービス利用手段ですので、是非アクセシビリティ配慮により一層力を入れていただきたいと考えております。
調査結果の詳細は、ウェブアクセシビリティ総合サイトA.A.O.に掲載しておりますので、ご参照下さい。また、2005年9月13日には、東京で「第3回A.A.O.セミナー:ウェブアクセシビリティ確保プロセスと維持・向上サイクル」を開催します(参加無料)。ご関心のある方はA.A.O.サイトよりお申し込み下さい。
【アライド・ブレインズ株式会社】
調査・コンサルティングファーム。ウェブアクセシビリティ分野では、総務省実証実験(2001、2002年度)の事務局を担当後、官公庁・自治体・企業のコンサルティングを多数担当。2004年7月「WebアクセシビリティJIS規格完全ガイド」を日経BP社より刊行。現在は総務省公共アクセシビリティ研究会(2004、2005年度)の事務局担当。
【A.A.O.】
アライド・ブレインズ提供のウェブアクセシビリティ総合サイト。2003年11月開設。関連ニュースやコラムのほか、診断やコンサルティングなどJIS対応支援サービス案内、支援ツール群を提供中。
本プレスリリースに関するお問い合わせ
アライド・ブレインズ株式会社 担当:目次(めつぎ)・米田
Tel:03-3261-7431 Fax:03-3261-7432 e-mail:office@aao.ne.jp
〒102-0073 東京都千代田区九段北1-10-9 九段VIGASビル 2階
→参考資料(アライド・ブレインズ 都市銀行ホームページ「お客様向け情報の伝わりやすさ調査」の概要)