アライド・ブレインズ、官公庁ウェブサイトのアクセシビリティ対応状況調査結果を発表
- 調査対象37サイト中、アクセシビリティ対応Aレベルの官公庁サイトは2 -
【プレスリリース】 報道関係者各位
2008年2月19日
アライド・ブレインズ株式会社
アライド・ブレインズ株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:内田 斉、以下アライド・ブレインズ)は、 2008年1月から2月にかけて、「官公庁・独立行政法人ウェブサイト全ページクオリティ実態調査」を実施しております。本日、調査対象のうち、官公庁サイト(37サイト)についての調査結果を発表しました。この調査は、独自に開発したホームページの品質を解析するプログラム「CRONOS2(クロノス2)」を用いて官公庁、独立行政法人、及び民間法人計176サイトの“公開されている全ページ”を解析し、アクセシビリティ対応状況を調査するものです。なお、本調査は、公共機関サイトの更なる品質向上のための指標として役立てていただく目的で実施しております。したがって、あえて調査結果の順位付けは公表しておりません。調査対象とさせていただいたウェブサイトの現時点での到達レベルをお伝えすることにより、各ウェブサイトの品質の更なる向上のきっかけとしていただきたいと願っております。
調査結果の一覧は、 ウェブアクセシビリティ総合サイト A.A.O.にて公開しております。
→A.A.O. 「官公庁・独立行政法人ウェブサイト全ページクオリティ実態調査」 結果発表ページ
各サイトのアクセシビリティ対応状況を AからEレベルの5段階で評価したところ、サイト全体でアクセシビリティ対応が行なわれている可能性が高い「Aレベル」のサイトは、37箇所中2箇所でした。一方、対応が不十分と考えられるDレベル以下のサイトは21と過半数を占めました。昨年秋には全国228箇所の自治体サイトを対象に同様の調査を実施しており、その調査結果と比較すると、Aレベルのサイト、及びDレベル以下のサイトの割合は自治体サイトと官公庁サイトでほぼ同じですが、官公庁のサイトではBレベルの該当がなく、その分Cレベルの割合が多くなっています。
到達レベルの内訳:Aレベル= 2 Bレベル=0 Cレベル=14 Dレベル=18 Eレベル=3
【アライド・ブレインズ株式会社】
調査・コンサルティングファーム。アクセシビリティを中心としたホームページの品質確保に関し、総務省推進プロジェクト支援、官公庁・自治体・企業のコンサルティングを多数担当。2004年7月に「WebアクセシビリティJIS規格完全ガイド」を日経BP社より刊行。ウェブアクセシビリティのJIS規格(JIS X 8341-3)検討委員。総務省「公共分野におけるアクセシビリティの確保に関する研究会」運営支援。「みんなの公共サイト運用モデル」に関しては、総務省より委託を受け検討支援を担当した。ウェブアクセシビリティ総合サイト A.A.O.を通じて関連情報や支援ツールなどを提供している。
本プレスリリースに関するお問い合わせ
アライド・ブレインズ株式会社 担当:目次(めつぎ)・大久保
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→「官公庁・独立行政法人ウェブサイト全ページクオリティ実態調査」の概要